私は人の感情がとても怖いです。
人の感情が自分に向けられること、自分以外に対してでも人の感情が人に向けられている状況、どちらに関しても本当に怖いし苦手です。
そんな状況に直面した時、自分の冷静な判断なんかできなくなってしまいます。
今、私は26歳ですが、幼い頃から人の感情に触れることが本当に苦手でした。
他人が感情的になって感情を表に出しているところを見ると、途端に全身に緊張が走り、思考が停止します。
怒っている人が目の前にいると、自分が何をしたらいいのか、どうしたらいいのか、わからなくなってしまいます。
感情をぶつけられたことにより、付き合うことを辞めてしまった人もいます。
なぜ人はそんなに怒るのか
私には、人がなぜそんなにも怒るのか、感情的になるのか、それがあまり理解できません。
もちろん自分も感情的になることもありますし、イライラしたり人に感情を向けることもあります。
しかし、感情的になっても目の前に起きている現状は解決したり良い方向に向かうことはないと思います。
感情をぶつけた相手には不快感を与え、すぐに元通りの関係には戻れなくなってしまう可能性もあります。
それなのになぜ人は感情的になり、怒ってしまうのか。
人は自己を否定されるのを嫌がる
人は自分の考えや意見を否定されることを嫌います。
直接的でなくても、否定する方向へ向かうような質問でも不快感を得ます。
人は否定されていると感じると不快感を得て、いらだちます。
その後、不機嫌にふさぎ込むか、怒りを面に出すか、人や状況によってどちらかに分かれると思います。
つい感情的になってしまう恋人との喧嘩も、きっと相手が自分の考えた通りに動いてくれなかったとか、思い通りにいかなかったとか、そんなくだらないことで自分を否定されたと感じ、感情が前に出てきてしまうのだと思います。
結局、人が感情的になるのは自分を否定されたと感じた時ということだと思います。
否定されるとなぜ感情的になってしまうのか
なぜ人は否定されたと感じると感情的になってしまうのでしょう。
人は自己肯定感を感じていたい生き物なのだと思います。
褒められたい、すごいと思われたい、そんな気持ちが誰にでも心の底になるのだと思います。
だからこそ、些細なことでさえも自分のことを否定されたと感じると、自尊心を傷つけられ、感情的になってしまうのではないでしょうか。
むやみに感情的にならないために
やはり、感情をむき出しにしてしまうと相手からは一歩引かれてしまうと思います。
感情的な人には人が近寄らなくなってしまうことも少なくないと思います。
むやみに感情的にならないために、自分以外の人が感情的になっているところをよく見てみましょう。
きっと、感情を表に出している人を見ると悲しい気持ちになると思います。
なぜそんなに怒っているのだろう、そんな気持ちになると思います。
その気持ちを常に忘れないようにすることで、自分が感情的になりそうになってしまったときに、その気持ちを抑えられると思います。
信頼できる友達や大切な恋人を失わないために、感情的にならずに、しっかりと話し合いをできる人が増えていってほしいと思います。